はじめに:混雑は避けたい…子連れで柳谷観音ってどう回るの?
美しい花手水と紫陽花で有名な京都の柳谷観音楊谷寺。
SNSで見て「行ってみたい!」と思っているママ、多いのではないでしょうか?
でも、いざ子連れとなると、「山の中って聞いてるけど、ベビーカーは無理かな…?」「子どもが途中で飽きちゃわないか心配…」と不安だらけですよね。
わかります!私もそうでした。
でも安心してください。
この記事を読めば、当日の不安が解消され、家族みんなで心から楽しめるはずですよ。
今回は、私が実際に子連れで行って見つけた、混雑を避けてスムーズに回る裏技と、子どももママも喜ぶとっておきの楽しみ方を、写真と一緒にすべてお伝えします!
1. 柳谷観音あじさいウィーク2025|基本情報と混雑回避術

まずはお出かけ前に知っておきたい基本情報と、混雑を避けるためのポイントをチェックしておきましょう。
- 開催期間:2025年6月1日(日)~6月30日(月)
- 拝観時間:午前9時~午後4時(最終受付:午後3時30分)
- 拝観料:1,000円
【上書院拝観料】:別途1,000円
【子連れママに知って欲しい!混雑回避のポイント】
あじさいウィーク期間中は、特に週末の午前10時~午後2時が最も混雑します。
子どもの機嫌が悪くならないように、以下の時間帯を狙うのがおすすめです。
- 開門直後の午前9時: 比較的空いていて、ゆっくりと写真撮影ができます。
- 平日: 週末に比べて人も少なく、子どももストレスなく楽しめます。
「うちの子、人混みだとグズっちゃうから…」というママは、絶対にこの時間を狙いましょう!
2. 柳谷観音を子連れで制覇!迷わないための賢い回り方
柳谷観音の境内は、石畳や階段が多く、ベビーカーでの移動はほぼ不可能です。
ベビーカーは車に置いて、必ず抱っこ紐を持参しましょう。
【ベビーカーNGな理由】
- 紫陽花回廊の階段:
奥の院へ続く道は、なんと約300段もの長い階段が続きます。
ベビーカーを押して上がるのは、想像以上に大変な道のりです。 - 本堂までの坂道:
駐車場から本堂までも、石畳の急な坂道が続きます。
【子連れにやさしい回り方】
- 駐車場から本堂へ向かい、ご参拝。
- 上書院へ向かい、美しい花手水やハート型の窓を巡る。
- 体力が残っていれば、紫陽花回廊を通って奥の院へ。
- ※ポイント: 奥の院まで行くと引き返すのが大変なので、お子さんの様子を見ながら無理のない範囲で回りましょう。
3. 柳谷観音あじさいウィークの見どころガイド【全6選】
ここからは、柳谷観音で絶対に見ておきたい、6つの見どころをご紹介します。
【SNS映え確実!】5つの花手水を巡る
柳谷観音には、境内の各所に趣の異なる5つの花手水があります。
それぞれに名前がついており、どれも違った美しさで楽しめます。
ぜひ、一つずつゆっくりと巡ってみてください。
- 苔手水(こけちょうず):
苔に囲まれた風情ある花手水。 - 恋手水(こいちょうず):
縁結びの願いが込められた花手水。 - 龍手水(りゅうちょうず):
龍の口から水が流れ出る力強い花手水。 - 庭手水(にわちょうず):
庭園に溶け込むように配置された花手水。 - 花手水(はなちょうず):
本堂入り口にある、一番大きな花手水。



圧巻の景色!「紫陽花回廊」と紫陽花の見頃目安
奥の院へ続く参道は、両側に約5,000株の紫陽花が咲き誇る「紫陽花回廊」になっています。
私が行った6月8日は、地植えの紫陽花はまだほとんどつぼみでしたが、鉢植えはどれも満開で見ごたえ抜群でした!
満開時の回廊は、きっと圧巻の景色でしょうね。
【紫陽花の見頃目安】
- 鉢植え: 6月上旬から楽しめます。
- 地植え: 6月中旬から下旬が見頃です。(地植えの紫陽花は、8割ほどがつぼみの場合もあります。)

心に「結び」のご利益を。「結」の御朱印と御朱印ボード
御朱印をいただく際には、美しい「結(ゆい)」の文字が書かれた特別なものを手に入れることができます。
この「結」という言葉には、人と人との繋がり、そして、未来への希望を結ぶという意味が込められています。
また、本堂の隣にある、可愛らしい花で飾られた「御朱印ボード」も必見ですよ!
こちらの結御朱印(寄進者限定)は季節の押し花があしらわれており、一口参萬円以上を収めた方限定になります。

幸せを呼ぶ「ハート型の窓」
上書院の奥にある、思わず「可愛い!」と声が出るハート型の窓。
この窓から庭園を覗くと、まるで絵本のような景色が広がります。
他にも至るところにハートが散りばめられています。親子で「あ、ここにもあった!」と探しあったりして、楽しみ方が広がりますね。



雨の日も楽しい!「アンブレラスカイ」
梅雨のお出かけは、雨が心配…
でも、柳谷観音なら大丈夫!
境内に飾られたカラフルな傘が、雨の日の空をパッと明るくしてくれる「アンブレラスカイ」も楽しめます。
雨粒が傘を叩く音も心地良いBGM。
傘を無料で借りられるイベントもあるので、雨の日こそ、この幻想的な景色を楽しみに来てみませんか?


紫陽花の花道「心参道」
奥の院まで行ったら心参道を歩いて戻ります。
向かう道は、まるで映画『となりのトトロ』の世界に迷い込んだみたい!
色んな種類のあじさいに囲まれながら、まるであじさいの花道のよう。
ここは別名(ハートの小径)とも呼ばれ、このあたりで先ほどのハートの数々が潜んでいます。
ぜひ探してみてくださいね。
子どもも「すごいね!」と喜んでくれるかもしれません。

4. 他のガイドにはない!ママが知っておくべき「便利情報」
公式サイトや一般的なガイドブックには載っていない、子連れで回ったからこそ見つけられた、とっておきの情報をご紹介します!
【授乳・おむつ替えは?】安心できる周辺スポット
残念ながら、境内に授乳室やおむつ替えスペースはありません。
お寺に行く前に、近くの道の駅や商業施設で済ませておくことを強くおすすめします。
【御朱印の待ち時間】子どもを飽きさせない裏技
人気の御朱印は、最大で30分以上待つこともあります。
子どもが飽きてぐずり始めても大丈夫なように、待ち時間で遊べる小さなおもちゃや絵本を用意しておきましょう。
【夏の必需品】6月こそ気を付けて!紫外線対策
6月の京都は、蒸し暑くて日差しも強いですよね。
紫外線対策や、山の中の虫対策は万全に!
長時間抱っこ紐で移動するママには、サッとつけられるアームカバーや、おしゃれで軽量な晴雨兼用日傘もおすすめです。
\ 愛用してます! /
5. 柳谷観音から車で10分!子連れで立ち寄れる休憩スポット
お寺巡りで疲れたら、近くのカフェやご飯屋さんで一休み。子連れでも安心して入れるお店を厳選しました。
- 敷地内のフードトラック
あじさいウィーク期間中は、敷地内にフードトラックが出店しています。
軽食やドリンクが販売されているので、子どもが少しお腹を空かせた時や、休憩したい時に便利です。 - 茶寮玉屋
柳谷観音の敷地内にある、落ち着いた雰囲気のカフェ。
ランチやデザートプレートが楽しめます。事前に予約すれば席を確保できるので、子連れには嬉しいポイントです。
➤ Google map 茶寮玉屋を見る - 小倉山荘ファーム ダイニングカフェ
おせんべいで有名な「小倉山荘」が手掛けるカフェ。
おしゃれな雰囲気で、ランチやスイーツが楽しめます。
➤ Google map 小倉山荘ファームを見る - pave nature(パヴェナチュール)
地元の人気パン屋さんです。
パンをテイクアウトして、車の中で休憩するのも良いでしょう。
➤ Google map pave natureを見る
6. 柳谷観音へのアクセス:渋滞を避けるためのポイント
最後に、車でのアクセス方法をご紹介します。渋滞に巻き込まれないように、早めの出発を心がけましょう。
- 自家用車:
京都縦貫自動車道「長岡京IC」から約10分。
あじさいウィーク期間中は駐車場が混雑することもあるので、朝一番に到着するのがおすすめです。 - 公共交通機関:
JR京都線「長岡京駅」、阪急京都線「西山天王山駅」からタクシーで約15分。
おわりに:この記事が、あなたの旅の道しるべになりますように
この記事が、子育て中のあなたが安心して柳谷観音の旅を楽しめる、少しでもお役に立てれば幸いです。
この他にも、ブログでは【子連れで楽しむおでかけ】をメインに、美味しいグルメ、ママに嬉しい情報を発信しています。
ぜひ、他の記事もチェックして、次の家族旅行のヒントを見つけてくださいね!
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